今日から出来る!海老を使った薬膳レシピ。
著者:江田 淳哉

24時間営業の飲食店が増え、好きな時に好きなものが食べられる便利な世の中になりました。しかし、その便利さが仇となり、食生活が乱れ病気に繋がるケースが増えています。
人は食事により身体が作られているので、毎日の食事を丁寧に大切に考えてほしいと思います。様々な食事のスタイルがありますが、一つのお薦めが薬膳料理です。
薬に頼らず、食で病気を未然に防ぐという考えが薬膳の基本の考えです。実は普段何気なく食べている海老も”薬膳”としての役割があります。そこで、管理栄養士が海老を使った簡単レシピを紹介します。
【炊飯器で簡単】海老ときのこの炊き込みご飯
■材料(約2~3人前)
- 白米…2合
- 海老…5匹
- しいたけ…1個
- 生姜…1かけ
- A:鰹顆粒出汁…小さじ2
- A:出汁昆布(5cm×3cm目安)…1枚
- A:醤油…小さじ3
- A:酒…小さじ1
- A:ごま油…小さじ1
- 【トッピング】大葉 1枚
■下準備
- 海老は殻を剥いて、背ワタを取る。
- しいたけはスライスカットする。
- 生姜はみじん切りにする。
- 米を研ぎ、ザルに20分あげておく。
■作り方
(1)炊飯器に、材料を全て入れ、水を2合ラインまで入れる。
(2)炊飯器のスイッチを押す。
どうでしょう?普段食べ慣れている海老であれば、食事にうまく取り入れることが出来るのではないでしょうか。
海老は薬膳的に、腎臓を活発にしたり、体を温めてくれるという作用が期待されます。冷え性で悩んでいる際は、生姜と一緒に海老を料理に取り入れると更に効果的です。とはいっても、海老ばかり食べず、バランスを意識して食事に取り入れてみてくださいね。
2016年3月4日